トリキュラーの中絶後の使用に関して

トリキュラーは低用量ピルです。エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)とレボノルゲストレル(黄体ホルモン)の2種類の女性ホルモンが配合されているホルモン剤です。このトリキュラーは3相性の低用量ピルで、エチニルエストラジオールとレボノルゲストレルの配合量、配合割合が3段階に調節されています。これによって月経周期に近いホルモン量を実現することができます。トリキュラーは避妊薬として使用されます。この避妊成功率はほぼ100%です。しかし飲み忘れによっては妊娠する可能性も出てきます。誤って妊娠してしまい、人工中絶後にまたトリキュラーの服用を行いたい場合も多いかと思います。また人工中絶後に避妊の必要性を感じ、トリキュラーの服用開始を検討される方もいるでしょう。このような場合には人工中絶後いつからトリキュラーの服用を開始してもいいのでしょうか。
その回答としては、人工中絶後すぐに開始しても構いません。通常は人工中絶後にもう一度医師の診察を受け、そこで再び始める場合が多いようです。ただ人工中絶を行った後には女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。それによってトリキュラーなどの女性ホルモン剤の副作用が発現しやすくなります。具体的には、悪心、嘔吐などの消化器症状が主なものです。ですから、低用量ピルの服用を再開する場合には、胃薬を一緒に服用することが推奨されます。人工中絶後の診察時に医師に低用量ピルと一緒に胃薬を頼んでみてもいいかもしれません。また市販の胃薬と併用しても構いません。さらに、食直後に服用する方が、胃酸が中和されて胃に負担がかかりにくくなります。それでも消化器症状が出る場合には医師に相談してみましょう。